安心のために

良い畳を選ぶために…

ico_001_01 現物見本を実際に良く見て、触れて確かめる

新築や増改築によって新しい畳を入れるときは、まず現物見本をよく見て、畳全体に均一性のある硬さと適度の弾力性が感じられることや、表面に凹凸がないか、などを確かめます。

ico_001_02 畳床がどんな種類のものか確かめる

畳床には大きく分けて「稲わら畳床」「稲わらサンドイッチ畳床」「建材畳床」の3種類があります。普段は目に見えないところですので、畳屋さんにそれぞれの特性などを聞いて、使う用途や住まいの条件に合った素材を選ぶことが大切です。

ico_001_03 イ草の状態はどうか。細く長いイ草で編み上がりが均一で密度のある畳表になっているか

畳は、床の良し悪しとイ草の良し悪しが最も大切なポイントです。特に畳表の良し悪しは、歩く感触や部屋の風合いを左右します。

ico_001_04 防虫、防カビ処理はどうか。人体に有害な化学物質などを使用していないか

畳床や畳を作る過程で防虫処理を行いますが、防虫紙や防虫糸その他の使用状況を確認しておくことをおすすめします。 また稲わら畳床は、ホルムアルデヒドなどをほとんど出さず、シックハウス対策に適した建材です。

ico_001_05 適正な価格の確認と、畳替えなどに要する費用も考慮に

畳は、種類やサイズによって価格が違います。畳を使用する住宅(木造、コンクリート造など)や敷き込む部屋の位置なども考慮して選ぶことをおすすめします。また、畳替えの際は、家財の移動費用なども確かめておくとよいでしょう。

 

確かな技術

当組合は、畳製造の機械化が進んでいる今日、畳職人として技術の伝承・継承のために、国家資格である「畳製作技能士」の資格取得を加盟店に奨励しています。特に若い従業員を対象に講習会を開催して技術の向上に積極的に取り組んでおります。資格合格者は年々増えており、人間の目と機械による共同作業も格段に上達致します。

畳の品質表示

表示をする最大の目的は、お客様が安全な畳を安心して使っていただくことです。「品質表示」には、全日畳事業協同組合一般財団法人日本規格協会(JSA)が認定する品質管理責任者の資格が必要で、畳の材料や質、品質管理責任者の名前を表示しております。

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